弊社の使命
産業界の最前線として昼夜を問わず稼働し続けるプラント設備は、過酷な環境の中で日本の経済活動を支えています。将来にわたり安全に、順調に稼働させるためにも、適切な設置工事や定期的なメンテナンスは欠かすことができません。
私たちはプラント工事のエキスパートとして、産業界の最前線を陰から支え続けています。
そんな弊社の業務内容をご覧下さい。
主な業務について
Stella’s工業では、主に機械器具の設置工事を行っています。なかでも、発電機のモーターのアライメイント作業を行います。
アライメント作業とは軸芯出しとも呼ばれており、モーターとポンプなど、2つの機械をつなげて動かすときに、回る軸(シャフト)が同じ直線上になるように位置を調整する作業のことです。うまく軸が合っていないと、機械がうまく動かなくなったり、部品がこわれやすくなったりします。

どんな作業?
この作業では、「ダイヤルゲージ」や「レーザーを使った測定器」などの道具を使って、軸のずれを正確に測ります。そして、どのくらい動かせばよいか(修正量)を計算して、機械を上下や左右に少しずつ動かしながら、角度や位置を合わせていきます。
軸のずれが大きいままだと、部品が早く傷んだり、機械が大きく振動したり、つなぎ目の部品(カップリング)がこわれてしまうことがあります。だから、ずれの許される範囲はとても小さく、0.03~0.05ミリメートル以内におさめる必要があります。

その他の作業内容
足場工事
プラント工事においては、「足場工事」が重要な役割を担っています。
工場内には多くの機械や配管、電気配線などが張り巡らされているため、安全に作業したり移動したりするためには、足場を組む必要があります。
この足場は、「単管」と呼ばれる鉄パイプと、「クランプ」という金具を使って組み立てる仮設の構造物です。
単管足場は、狭い場所や高さの低い外壁でも使用でき、しっかりとした作業床を作ることができます。
そのため、作業員が細かい部分まで丁寧に作業できる環境を整えることができます。

配管工事
この工事では、工場内で使われる水、空気、汚れた水(汚水)、ガスなどを通すための「配管(はいかん)」を取り付けます。
また、薬品や有害な物質など、危険なものを通すための配管も設置します。
もし配管のつなぎ目(溶接)にミスがあると、中の物質が漏れてしまい、大きな事故につながるおそれがあります。
そのため、作業を効率よく進められるように、あらかじめ配管の配置(レイアウト)を考えたうえで、正確に溶接する高い技術が必要になります。

定修工事
定修工事とは、プラント(工場の設備)を定期的に点検・メンテナンス・修理する工事のことです。
必要に応じて、地震に強くするための補強(耐震補強)を行うこともあります。
どれだけ丁寧にプラントを作っても、長く使い続けることで、少しずつ劣化したり、不具合が出たりするのは避けられません。
そのまま放っておくと、大きな事故につながる危険があるため、定期的な点検や修理がとても大切になります。
